おなかの中にボール!?

便秘対策まちがってた!?

60代女性。以前から便秘がちで1週間〜10日、薬を飲んでも出ないことも。
だんだんおなかが張ってきて、おなかの中でゴロリとボールが落ちる感じがしたそうです。
心配になって病院に行ったら緊急処置。
便が巨大な玉となって大腸の出口をふさいでいたのです。

女性は、お医者さんから「食生活が原因」と言われました。

いったい何を食べてたの?

この玉の正体は食物繊維だったのです!

食物繊維が毛玉のように絡み合ってソフトボールくらいの玉になっていました。

食物繊維をたくさん取って便秘を解消しよう!と頑張ったことが裏目に。

  • 便秘には食物繊維といわれる理由

食物繊維は消化吸収されないので、大腸で便のカサ増しとなります。
大きくなった便が腸の壁を刺激して、ぜん動運動を促します。
そして、腸が動き始めることで排便になるというわけ。

しかし、高齢になると腸の機能が低下。
カサ増ししても腸の反応が鈍くなりがちなんです。
そうとは知らず、もっともっと食物繊維を食べて頑張ってしまうと、腸の中をゆっくり進んでいる間に水分が再吸収されカチカチの便に。

これが玉の正体。

じゃあ、高齢になると便秘解消に食物繊維は役立たないの?!

違います! 食物繊維には「水溶性」「不溶性」があります。

今回の原因は「不溶性の食物繊維」を取り過ぎたこと。
「水溶性の食物繊維」もバランスよく取ることが大事だったんです。

「水溶性」といっても食物繊維が水に溶けるのではなく、水分を吸収するのです。
つまり、「水溶性の食物繊維」を含んだ便は柔らかくなるということ。

水溶性)エシャレット・大麦・わかめ・ひじき

不溶性) キャベツ・かぶ・春菊・玄米・大豆

両 方) じゃがいも・ごぼう・納豆・プルーン・キウイ

便秘で死亡した女性から学ぶべきこと

1998年、21歳会社員女性が便秘により死亡したことをご存知でしょうか?

⇒ 便秘で死亡した女性(その1)