重症は垂れ流し状態

中度の場合と重度の場合をご説明します。

中度の場合・・・

普通の固さだと少し漏れ、やわらかいウンチだと容易に漏らしてしまう。
下痢の場合は止めることが出来ずに激しくもらしてしまう。

  • 中度の治療法・・・

中度の場合は括約筋の1箇所が切れているようですが、
比較的簡単な手術で治すことができます。

2箇所切れている場合は括約筋形成術という手術が行われます。

かなり高度な技術が必要になり、
大腸肛門科の限られた先生でなければ執刀することができません。
どちらも術後、多くの患者さんがいままで通り肛門を閉めることができるようです。

重度の場合・・・

ウンチの状態を問わずどんどん漏れてしまい、垂流しの状態です。

  • 重度の治療法・・・

重度の場合は括約筋そのものを作る必要があります。

太ももの一部の筋肉やお尻の筋肉など、
身体のほかの部分をもってきて新しく括約筋を作る手術を行います。

ただし太ももの筋肉は肛門から遠く離れていますよね?

だから太ももの筋肉で括約筋を作っても、
すぐに肛門を閉める事はできないようで、
それよりはお尻の筋肉のほうが肛門に近く、術後の回復が早いようです。

中度、重度、いずれも手術をしたからそれでOKという訳ではなく、
術後のバイオフィードバック療法、括約筋をしめるトレーニングその後の経過を左右するようです。

便秘で死亡した女性から学ぶべきこと

1998年、21歳会社員女性が便秘により死亡したことをご存知でしょうか?

⇒ 便秘で死亡した女性(その1)