軽度の便漏れ 症状と治療法

便漏れは「年だから・・」と諦めることなくきちんと治すことができます。

軽度には軽度の、中度には中度の、
重症の場合でもきちんと治すことができるのです。

ここではその症状とその症状にあった治療法をお教えしていきます。

  • 軽度の便漏れ・・・

軽度の便漏れは、基本的には漏れないが、
早めにトイレに行かないと漏れてしまい、下痢だと漏れる。

なかには、うんちは漏れないが肛門の辺りが汚れていたり粘液が漏れたりする人がいます。
これは危険信号で、放っておくと本格的に便漏れになるので早めに専門医へいきましょう!


  • 軽度の場合の治療法・・・

軽度の場合、手術はせず、肛門を閉めるトレーニングによって改善されます。

「そうか、けつの穴を閉めればいいんだな!」と自分でやる人もいるようですが、実際にはお尻や腹筋にのみ力が入るばかりで、括約筋そのものは使われないらしいです。


その場で「キュッキュッ」とやってどうにかなるものではなく、そんな簡単なものではないようですよ。

そこで専門医での訓練がありバイオフィードバック療法です。

バイオフィードバック療法

バイオフィードバック療法とは、肛門のなかに圧力を感知する小さなセンサーを挿入し、
括約筋をしめた場合にその力の入れ具合をモニターで確認
することが出来るものです。

モニターに波形で映し出され、確認しながら訓練するということです。

収縮の波が高ければ高いほうがしめる力が強いのですが、大切なのは肛門を閉め続ける
「持続力」。仮に10秒しめ続けることができたとしても、10秒後には脱糞。
これでは意味がありません。

「弱くても数分肛門を閉め続けることができれば良い」ということです。

何度か繰り返していくうちにコツを自然と身につけることができ、
あとは自宅でトレーニングを続けてときどき病院で訓練をします。
そうすればうんちは漏れなくなり、将来的にもその心配がなくなるというわけです。

バイオフィードバック療法は1回30分、週2回行い、2、3ヶ月すれば
70%もの人が改善されるようです。

ただし例外があります。。。

括約筋は脊髄から陰部神経を通って電気の刺激で肛門を閉めます。

したがって脊髄や陰部神経の働きが不十分な人は電気が不十分で、括約筋を閉めたくても十分しまらないため、ヘルニアを患っている人などは、電気刺激療法も合わせてトレーニングする必要があるようです。

次項【 重症は垂れ流し状態 】で最後となります。

便秘で死亡した女性から学ぶべきこと

1998年、21歳会社員女性が便秘により死亡したことをご存知でしょうか?

⇒ 便秘で死亡した女性(その1)