先天的な便漏れの理由

鎖肛(さこう)ヒルシュスプルング病といった、先天的な理由(先天奇形)で便漏れを起こす場合もあります。

ただし、赤ちゃんのときに治療、手術をしますから本人の自覚はなく、大人になって「 両親から聞かされる 」といった感じですね。

鎖肛とは・・・

鎖肛とは肛門が生まれつき開いていない、出口が極端に狭い状態のことをいい、手術によって肛門を作ります。

人間は肛門から排泄するのでこの状態は非常にまずいわけです。

うんちの出口がない、もしくは肛門の出口が狭いわけですからね。。。

便漏れを起こすケースではなく、うんちが詰まってしまうケースだと、それはもう、えらい事になります。

実際に、生まれてから鎖肛が発見されるまでひどい子だとおなかが膨張し、吐きまくるそうです。(排泄ができないから)

逆に出生後に体温を測る時に気づいてもらえてすぐに処置をしてもらえ、苦しい思いをしなくて済む子もいます。その処置の仕方は、先生の方針によって千差万別のようです。

ヒルシュスプルング病について・・・

ヒルシュスプルング病は、大腸の一部に生まれつき神経細胞がないため、うんちを出そうとする運動がおこりません。(その部分から先へ行かない)

すると、腸の中にうんちが溜まり大腸は拡張していきます。
排泄されず腸内で腐敗しだすと、腸炎を起こし、炎症がひどくなると便漏れどころではなく死に至ることもあります

どちらも現代の医療技術では高い確率でほぼ治すことは出来るようですが、
健康優良に比べれば、多少なりともそのハンディを一生抱えて生きていかなければならない病気です。

発症の割合は・・・

鎖肛・・・2000人に1人。男児のほうが確率が高い結果例がある。

ヒルシュスプルング病・・・5000人に1人。

そのほかにも糖尿病、パーキンソン病(痴呆)、椎間板ヘルニアなども括約筋の力を弱めるため便漏れになるケースが多くなります。

次項は【 軽度の症状と治療法 】です。

便秘で死亡した女性から学ぶべきこと

1998年、21歳会社員女性が便秘により死亡したことをご存知でしょうか?

⇒ 便秘で死亡した女性(その1)