アロマセラピーの基礎

アロマセラピーとは、植物の香りを楽しみながら、香りの成分(エッセンシャルオイル)を使って体や心のバランスを整える自然療法です。
自然療法には、ハーブや漢方、植物湯(ユズ湯 ・ しょうぶ湯)などもあります。

雑 学
1930年頃のこと。フランス人の化学者ルネ・モーリス・ガットフォセという人が、研究中に手に火傷をしてしまいました。
そのとき、たまたま近くにあったラベンダーオイルにとっさに手を浸けたところ、数日のうちにキレイに治ってしまったそうなのです。
これはすごい!と関心を持った彼はエッセンシャルオイルの研究を始め、論文のために考えられた言葉が『アロマテラピー』なのです。

エッセンシャルオイルとは、植物の体内から分泌されているもの。
この香りには2つの目的があると考えられています。

ひとつは、昆虫などを引き寄せて受粉などに役立てる目的。
もうひとつは、嫌な臭いで害虫や動物を遠ざける目的。

強い生命力を感じます!

エッセンシャルオイルの注意事項

●アレルギーが出たらすぐに中止すること
●原液を肌に直接つけないこと
●飲用しないこと
●妊娠中は希釈したものを使用すること(セージ ・ バジル ・ シスタスは避けた方がいい)
●小児には大人の使用量の1/4以下で、刺激の少ないものを使うこと

アロマテラピーの活用法

芳香浴(ルームフレグランス)
部屋の中にエッセンシャルオイルを香らせる方法

アロマポットやディフューザーを使って、香りを拡散させます。
照子さんの簡単アロマ生活
夏は、ティッシュに2滴ほど垂らして、エアコンや扇風機にテープでペタッと貼って香りを楽しんでます。


沐浴(バスタイム)
バスオイルかバスソルトなどにして使う方法

リラックスしたいときはぬるめの湯に ラベンダー・ホーリーフ・カモミール のような鎮静作用のあるエッセンシャルオイルを入れる。

シャキッとしたいときは熱めの湯に レモン・ペパーミント のようなリフレッシュ作用のあるエッセンシャルオイルを入れる。

体が温まることで腸の動きもよくなり、そこにオイルの成分も吸収されやすくなり、便秘解消にダブル効果!
便秘には オレンジ ・ レモン ・ マンダリンなどの柑橘系 がおすすめ。


部分浴(手浴 ・ 足浴)
洗面器のお湯に手を浸したり、バケツのお湯に足を浸す方法

エッセンシャルオイルを3滴入れ、よく混ぜてから10分ほど浸しましょう。
手浴
『眼精疲労 ・ 肩こり』 には ラベンダー ・ カモミール ・ マージョラム がおすすめ。
足浴
『冷え ・ むくみ』には グレープフルーツ ・ サイプレス ・ ジュニパー がおすすめ。

部分浴には「座浴」という方法もあります。
やり方など動画で紹介しています。切れ痔に効くアロマをご覧ください。


吸 入
洗面器の熱いお湯にエッセンシャルオイルを2〜3滴入れ、蒸気を吸い込む方法

鼻づまりやのどの痛みに効果があります。
バスタオルを頭からかぶって湯気を浴びるようにするとスキンケアの効果もあります。
目を閉じて、長くても5分くらいまでにしましょう。

アロマ

香りのチカラ

嗅覚はすごい!
五感である嗅覚視覚を比べて説明します。
視 覚
見る → 大脳新皮質 → 何であるか判断 → 大脳辺縁系 → キレイ(情動反応)

嗅 覚
嗅ぐ → いい気分(情動反応)

この反応の速さから「原始的で無意識な感覚」と言われ、生命の維持に大きな役割を果たしています。



例えば、ショクダイオオコンニャクの開花は2日ほどの短い時間ですが、強烈な腐敗臭を出してハエなどの昆虫を集め受粉をさせます。
このように植物が種を絶やさないために発する匂いのもと「エッセンシャルオイル」のチカラは素晴らしい贈り物です。

アロマ

私は、先生の「嗅覚には、例えば、ガスの臭いがしたらすぐに危険と判断するスピード能力がある」という説明に香りは人間の本能だ!と感銘を受けアロマ生活を始めました。

入浴やマッサージの効果

マッサージや入浴は、嗅覚・呼吸器・皮膚から吸収できるとっても効率的な方法

皮膚は表皮、真皮、皮下組織と大きく3つの組織に分けられ、表皮には細菌やウイルス・異物などの侵入を防ぐために皮脂腺や角質層でできたバリアゾーンがあります。

このバリアがあるためにほとんどの物質は表皮ではね返され、皮膚内部には到達することができません。

ところが、エッセンシャルオイルは分子サイズで大変小さいため表皮のバリアを通り抜けることができます。皮膚内部へと浸透し、皮下組織の毛細血管の流れを使い全身へと運ばれて行きます。

  • バスソルトの作り方

・天然塩 大さじ2
・植物油(ベースオイル) 10ml
・エッセンシャルオイル 4〜5滴

ビニール袋に全て入れたらギュッギュッと揉んで出来上がり。

  • バスオイルの作り方

・植物油(ベースオイル) 10ml
・エッセンシャルオイル 4〜5滴

よく混ぜ合わせたものをお湯に入れ、よく撹拌してから入浴する。

植物油(ベースオイル)とは

エッセンシャルオイルはとても濃厚で刺激が強いので、希釈するために使うのが植物油(ベースオイル)です。
植物油にもビタミンやミネラルなどの栄養素が含まれているので効果アップになります。

ベースオイルの種類
●アーモンドオイル
(特 徴)香りはほとんどない。皮膚に浸透しやすく柔らかくする。
(栄 養)オレイン酸・ビタミンA・B・E
ベビーマッサージなどにも使われている、一番使いやすいオイル。

●グレープシードオイル
(特 徴)無臭。オイリー肌に適している。
(栄 養)リノール酸・ビタミンE
夏などの暑い時期におすすめのサッパリタイプ。アトピー肌にも使いやすい。

●ローズヒップシードオイル
(特 徴)皮膚の再生や保護。きれいなオレンジ色。
(栄 養)リノール酸・リノレン酸
ビタミンCと一緒に摂取すると効果アップ。フェイスマッサージにおすすめ。

●ホホバオイル
(特 徴)液体ワックスなので保存しやすい。抗炎症作用・保湿効果がある。
(栄 養)ビタミンE・ミネラル
さまざまな肌質によくなじんで皮脂のバランスを整える。使用期間が6ヵ月〜1年と長い。

  • トリートメントオイルの作り方

トリートメントオイルの濃度は1%が基本
・エッセンシャルオイル 4滴
・ベースオイル 20ml

便秘には オレンジ ・ レモン ・ マンダリンなどの柑橘系 がおすすめ。

アロマ

  • マッサージのやり方

便秘に効く『手のツボ』
便秘に効く『足裏のツボ』

便秘で死亡した女性から学ぶべきこと

1998年、21歳会社員女性が便秘により死亡したことをご存知でしょうか?

⇒ 便秘で死亡した女性(その1)

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